クロックはアナログ信号です。
ジッターは
アナログ量です。

妄言多謝


2018

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「音楽再生専用機のためのUbuntu Studio 10.04LTS (Lucid)カスタマイズ法」










 2018年1月4日 クロックとクロックジェネレーター(2) ク ロックケーブルはなかなか大変です。
 ●まず情報が少ない。
 例えば「DTR179」で検索をかけると、上の方に拙サイトの「オーディオ音楽日記2008.1.1~9.15」(検索表示は旧サイトの方)が出てきますし、DTR179 coaxial cable の画像検索結果」
でもウチの写真が結構掲載されています。

まあ、高周波ケーブルの主流は50Ωなので、コンシュマーの75Ωは肩身が狭いし、第一BNC仕様のデジケーは殆どないわけです。

「だったらRCA/BNC変換アダプタをつければいいじゃん。簡単だよ。」と訳知り外で言う方が必ずおられる。
 分かってない。高周波ケーブルがどういうものか、インピーダンスがどれほど死活問題なのか、全然分かっておられない。
 市販されている中できっちり75Ωのインピーダンスを持ったRCA/BNC変換アダプタなど無いので、必ず反射が起こってリターンロスが発生するからです。


以前、Antelope Audioのイゴール・レヴィン氏とお会いした時に「うちのStanfordのアトミック級水晶は50Ω出力だけど、OCXに入れるとロックするんだからこれは使えませんかね?」と軽く聴いてみたら「あんたもプロなんだから問題が生じることくらい分かるだろ?ダメに決まってる。OCXは75Ωオンリーだ。」とバサッと斬られました。
 そういうことでございます。ダメなんですよ、皆さん。


以来僕はスタック電子の 50-75Ωのトランス式変換アダプタをStanford〜OCX間に入れてます。

●ついでにBNCコネクタの話を。
 常磐商行さんという専門店があって、潤工社のジュンフロン線(PTFEテフロン)など度々製作をお願いしてるんですが、「高周波ケーブルはコネクタの付け方一つで、性能が変わります。プロはだてに長年やってないので、ご自分で作業されないで我々に任せてほしいんですよ。」と諭されました。
 潤工社のジュンフロン線で75ΩのDTR179など素敵なんですが、常磐商行さんに特注しても5本単位と大変なので、僕もカナレの圧着封入BNCで何度か自作したことはありますが、やっぱりプロに任せるのが安心です。複数機器にクロック供給する必要があるお宅もあるでしょうし、それらご自分のスペアと、お友達と分け分けするなどしてオーダーされるのが一番です。

●で、なんせ業務用ケーブルは「お安い」ので、オーディオメーカーの何十万とかいうのは避けて、まずは初めにRG179という75Ωケーブルをお勧めします。
 米パスタナック(Pasternack Enterprises)から直販で買えます。

●次にお友達と語らって潤工社のジュンフロン線のDTR179というのが妥当なところです。これでも高価なオーディオメーカーの「クロック専用ケーブル」よりはるかに「お安い」です。

●オーディオメーカーの高価なケーブルはダメかというと、凄いのもあります。
 我が家のクロックケーブルのメインは「aet SIN DG75」です。22万円ほどする現行製品AET SIN DG 75 HRの以前のバージョンに、あるところにお願いしてBNCプラグを付けてもらったのですが、5〜6年前だったのでいまでもやっておられるかどうか。これは同軸構造では無いようですが、そんなことはどうでもいいくらい、もう音の色数が凄いです。でもそのありがたみが分かるのも、色々使い込んだ上での話でしょう。
 僕は使ったことはありませんが、AETならもっとお安い「EVO-75DB」もあるのでそういうチョイスがあるかもしれません。
 他に?いや書かないほうが良いでしょう。

●ざくざくっと見てきてもこれだけあります。多分皆さんの頭の中は整理しきれないくらいでしょう。
 他にもターミネーションとか設置法とかいろいろあるわけです。

●専門店は基本が分かってないと相手もしてくれませんから、ご自分であれこれ読んで、買って使ってみて汗をかいていただかないと、なかなか道は開けません。
 JSPC AudioさんみたいなところがBNCケーブルだけでもやってくださると助かるんですが、それでなくても質問ばかりが増えてるそうでかなり手一杯なようなので、基礎知識や問題の切り分けからいちいちやっていたら大変ですしね。




 2018年1月4日 インテルのSLC(シングル・レベル・セル)のSSD 64GBをゲットしました。
 ●X25-Eシリーズなので、バリバリのホンマモンで、しかも新品。それが信じられない価格でたまたまだろうがアマゾンに出たので、即ポチしました。
 もうそれで終わりです。

●SATA2の3Gbpsですが、Linuxならまるで問題無し。
 堅牢で音の良いSLCですから、音声信号もバッファするあの機器に使おう。
https://www.amazon.co.jp/dp/B01M71PK5O/ref=pe_492632_159100282_TE_item


 2018年1月3日 クロックとクロック・ジェネレーターについて(1)
 ●まずオーディオユーザーが入手できる情報はかなり少ないことにご留意願いたい。
 理由は基本的にクロック・ジェネレーターは業務用機器のシェアが圧倒的に高いからだ。業務用機器の世界では「分かっている」エンジニアたちを相手に売るので、美々しいカタログもカタログおあまり必要ないわけで、その分価格は安めなのが常です。

●つまり実地に使いこなしの知識を持ったプロのエンジニアが使う機器だということです。

●そしてスタジオ機器なので、作業中にひと目で状況を把握できるように、表示はくっきりはっきり、まあ派手です。しかしリーズナブルな価格で高性能なジェネレーターを入手しようと思えば、そのあたりは目をつぶるほかはありません。

●個人で取り組むとなるとけっこう大変です。このあたりは在ウイーンの友人のブログ「Audio Design Reading 社 SyncroGenius HD Pro+ を導入」をご覧いただくと実感していただけると思います。
 ちなみに火をつけたのは僕です。実際にSyncroGenius HDを自宅で試聴した経験を基に、1台だけで使うならこれ、とリコメンドしましたが、彼がイギリスから買ったのは、それを上回るHD Pro+ の、さらに「高精度10MHz恒温槽付水晶発振器(OCXO) にアップグレードした内蔵リファレンス・オシレーター」付きのモデルです。

●ちなみに彼はワイスのDAC2を使っているので、クロック用に自作したAES/EBUケーブルをプレゼントしました。Cardas、dCS、Wire Worldを蹴散らした逸品です。価格?ナイショです。

で、コンシュマーのメーカーはクロックについてはアマチュアに近い、というのが僕の基本的理解です。
 例外はSFORZATOで、385万円のアトミック級の超高精度水晶のクロック・ジェネレーターを出してきたときにはぶったまげました。
 要するに、何ppbとかの長期精度は「時計」あるいは「測定器」スペックであって、オーディオで重要なのは近傍位相ノイズ(あるいは短期安定性、アラン分散)である。この点では水晶の方がルビジウムより優れている、ということです。
 しかもこの高価なジェネレーターにはスイス OscilloQuartzの1個100万円以上する超高精度水晶ユニットを使って、高品位な電源を強固なケースに高い技術で組み込んでいたわけです。


そしてこの高価なジェネレーターは10MHz専用です。DSP-01、DSP-Veraともに本体のプレーヤーには一切クロックを搭載せずに、外部からの10MHzクロックを分周逓倍してLinuxマザボやDACに共有するという思い切った潔い造りです。
 つまりOCXO(恒温層型発振器)クラスの比較的安価な10MHzジェネレーター(SFORZATOで言えばPMC-03)でまず最初はじめて、予算ができればより上位の10MHzジェネレーターにグレードアップすれば、完全に別の世界に行くことができます。例えばPMC-Circinus。あるいはDSP-Vela電源部と共通サイズの PMC-Pyxisが、よりお求めやすい価格で登場するようなので、これも楽しみですね。


ただSFORZATOのこれらのジェネレーターは①業務用高周波機器の世界では主流の50Ωで、②10MHz専用です。

●ロッシーニDACのようなクロック入力があるDACでも①そのBNC入力端子はコンシュマー用の75Ωで、②しかも10MHz正弦波は直接入力できません。
 ①についてはインピーダンス変換用アダプタが必要です。トランスまたは抵抗を使ったものが市販されていますが、Stac電子の高品位なトランスがおすすめです。

●②については、ロッシーニDACクロック入力には44.1KHz系(44.1、88.2、176.4…)や48KHz(48、96、192…)系の矩形波を供給できるジェネレーターが別に必要です。
 安価なものではAntelope OCX HD、より高品位なものでは上記のSyncroGenius HD Pro(代理店で通常価格¥496,800だそうです。)がおすすめです。ただし、アトミック級水晶を導入するならそのグレードが全てを支配するので、OCXあたりでも十分使えますし、そのあたりは将来計画を見越して決めて下さい。ちなみに、OCXを導入しただけでも音はちゃんと良くなりますので、まずは使ってみて下さい。

●ケーブルとか使いこなし情報は、またそのうちに。

●以前書きましたが、亡くなった友人はクロックの専門家で、最高のクロックを提供するという約束を果たさず死んでしまったので、やむを得ず僕は一から手探りで、勉強せざるを得なかったわけです。
 こういう使いこなしの知識と経験は、お金も多少は必要ですが、それよりも汗をかいて「実地に」積み上げたもので、いくらお金を積んでも得られるものではないことを、明言しておきます。




【注1】ちなみにワイスMAN301はLinuxマザボ本体にオーディオグレードのクロックを搭載した唯一のプレーヤーです。当然、DA変換には同じく外部クロックに同期しますので、クロック対応は万全です。

【注2】Antelope OCX HDは¥170,000 税込程度で買えますし、確実なグレードアップになります。ちなみにAntelopeは、かつてスタジオ現場で標準とされたArdvark Audio出身で、世界中のスタジを知り尽くしたイゴール・レヴィンが設立した会社で、信頼性が高いメーカーなのも頷けます。




 2018年1月2日 仏Qobuzが今春にアメリカ進出[Audio Stream]
  “Qobuz prépare son arrivée aux Etats-Unis (Yes, the US)”

●非圧縮で「Hi-Res tier (Sublime+) for £349.99/year.」だそうです。
もちろん「MQA-free.」。

●Hi-Resダウンロードも特別料金だし、っても日本に来るとしても相当に先でしょうけどね。Deezerやるかと思ったけど、こんな話聞くとその気なくなりました。




 2018年1月2日 まいったなあ、もう(2) ~ファミ・アルカイ、アルカンヘル 「スペインバロックとフラメンコの出会い Las Idas Y Las Vuelta」
 ●ヴィオラ・ダ・ガンバの鬼才ファミ・アルカイについては皆さん御存知の通り。彼がフラメンコのカンタ(歌い手)アルカンヘルと一緒に作った1枚。これが滅法凄い。

●アルカンヘル、フランス語で言うとアルク・アン・シェル Arc-en-Cielだろうか、「虹」という名前の歌い手の声は魂を揺さぶるレベルだ。と言うか、フラメンコの世界では土の匂いのするだみ声でないと何の存在感もない。これは朗唱であり浪花節なんだ。

●1曲めからして鷲掴みにされてしまう。もう、あとは聞いて下さい。




 2018年1月2日 まいったなあ、もう(1)
  〜アレクサンドル・タロー「バルバラ」(Alexandre Tharaud ”Barbara”)
●バルバラ死後20年にピアニストのアレクサンドル・タローが企画して様々な歌い手に協力を求めてERATOで出来上がった2枚組。1枚目はヴォーカリスト達の演奏で、おまけに「Echo」と題された文字どおり余韻のような拾遺の2枚目。

●わかりもしないくせに僕はフランス語の響きが好きで、「歌詞も十分調べもせずに」と傅さんにお叱りを被るかもしれないけれど、それでもこういうのはひしひしと感動する。
 バルバラだからビタースウィートに決まってるし、何より歌い手たち(ジュリエット・ビノシェは朗読)の愛を感じる。バルバラとフランス語への。

●バルバラですから歌詞はネットから拾えます。こういうのを聴くと、リモコン用と歌詞とデータ用とにタブレットが2枚要るかなと、本気で考えます。より深く聴くために。




 2018年1月2日 今日も暖かいお正月
●よく寝ました。肩の力が抜けてきてます。根っこで疲れてたんだなあ、ホント。

●昨日急遽始めた工作はHDD電源の整流部で、結局最適値云々は旧居でのスピード感樹脂の感覚だとわかって、もとに戻しました。新居はエアボリュームが半端ないので、やはり大容量の方がローエンドまで深々とカバーできて向いてます。

●いやはや、こういう「アナログ機器」の電源は奥が深いです。

●結局iMacのキーボードは、Windows7との兼ね合いでUSB有線のApple英字キーボードにしました。パンタグラフは嫌いなんですが、思ったほど悪くないです。
 さて明日はジュンク堂に行って本を何冊か買い込み、帰宅してからWindows7サイドでネット側からホームページのファイルをダウンロードしましょうか。やれやれ。




2018年1月1日 暖かい元日。南の島は全てこともなし
●あったかい。長袖シャツで充分外を歩ける。袖捲りしたって良いくらいだ。

●今日は機器のちょっとした配置換えというか、微調整。でも音を出したら昨日と違う。まあ、Windowsファイルサーバの電源オン・オフしたけど。
 ジュンク堂書店が開いてるので行こうかと思ってたが、急遽工作を始める。もしカンが当たっているなら現状は最適値をオーバーしてるような。ま、明日に結果出ますが。

●近頃料理を再開しつつありますが、野菜を十分に取るというわけにもいかず。このあたりは生協頼み。あ、良いトマト見つけました。一工夫すれば充分使えます。
 今晩は刺し身切り落としと山盛り玉ねぎと韮のサラダ、牡蠣のパスタなどつくる予定です。それと島豆腐で軽く一杯。






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